「在来種保全・活用法案」の記者会見

今、日本の「食と農が」危機にある事をご存知でしょうか?
新型コロナウィルスのパンデミックで、
世界の国々は次々に作物の輸出を制限、食料価格の高騰など、
今後深刻な食糧危機が来ると言われています。
感染症だけでなく異常気象による自然災害も増えている
今、食の自給率が低く輸入頼みの日本は、特に危ない国の一つでしょう。

国連発表では、在来種の種苗は過去100年で75%が消滅しており、
その危機感から米国、EU ,南米、アジアの国々は
自国の「在来種」を守る法律を導入し始めています。
日本にそのような法律はなく、各地の「在来種」は
農家が自家採種で維持して来たものの
今や高齢化と人不足で年々消滅しており、
もはや限界にきています。

このままでは日本各地の農業も、
多様性を誇る農産物も、食の安全と供給も守れなくなります。
また、種子の種類が減り多様性がなくなれば、
水、土、空気、生態系に負の影響が出て、
国民のいのちと健康、国土や環境を破壊してゆく事も避けられません。

今日本では「種苗法改正」など
種子育成者の権利(知的所有権)を強化する法律が
積極的に進められていますが、
我が国の食と農、いのちを守るための
「在来種」を「公共資産」として保護し、
各地域で活用してゆく法律の導入が急務と考え、
「在来種保全活用法案」を緊急提案致します。
 
議員立法として提出予定のこの法律について
広く知って頂きたく、ZOOM記者会見を開催します。

「在来種保全・活用法案」の説明だけでなく、
今国会に出されている「種苗法改正」
(種子の育成者権を守る法律)
についてのQ&Aセッションも併せて開催します(こちらは一般参加可能です)。

日時:5月13日(水)
14:00~14:45 「種苗法改正法」についてQ&Aセッション(一般参加)
15:00~16:00 「在来種保全・活用法案」の記者会見(記者、一般どちらも参加可能)
登壇者:川田龍平(参議院議員)、印鑰智哉(政策参与)、堤未果(MC)

*お問い合わせ→川田龍平事務所(篠崎・石井まで)
Tel:03-6550-0508  FAx:03-6551-0508 Mail:ryuuhei_kawada@sangiin.go.jp