著書

# 龍平の現在(いま)

この国を変えたい…薬害エイズの被害者として実名を公表して以来、全国からの支援を受けて闘い続ける著者のこの一年の記録。初の書き下ろし、講演、記者会見、日記、手紙、写真などを織りまぜて構成。

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三省堂
著者:川田龍平
1996年 7月20日
定価:1,275円(税込)

# 龍平への手紙 ーそして龍平から

本書は、1995年3月に著者が実名を公表してから1996年12月までに著者あてに届いた2000通にのぼる手紙のなかから選んで、1冊にまとめたものです。

東京HIV訴訟の原告として、薬害AIDSを広い視野から訴え、全国を講演して歩いてきた著者。彼にあてて届けられた2000通にのぼる手紙の中からえらび、一冊にまとめた。

# ニッポン人脈記 2 アジアの夢

時代の表層に現れている動きを「人脈」から掘り起こす、朝日新聞同名連載の文庫化第2弾。それぞれの人生がどのように交錯し、歴史を創り上げてきたのか。そして、その行方は――。アジア協調の時代、日韓の文化交流をつづる「『韓流』の源流」、戦場における報道のあり方を考える「ベトナムの戦場から」、戦争を記憶し、基地が偏在する南国・沖縄を描いた「沖縄をつむぐ」など、アジアからの物語を中心に収録。

人々が懸命に生き、闘う姿を、人と人との繋がりを通して描き出す朝日新聞同名連載の文庫化第2弾。アジア協調の時代―なお戦争を記憶するこの地で、平和のために闘い、貧しい子どもたちと向き合う姿を綴る。このほか、日韓の文化交流、戦場における報道のあり方など、アジアが奏でる物語6編。

# チョークで書く「希望」

教師の笑顔が子どもを育てる37年間の体験から綴った「希望」と「笑顔」の教師論。

子どもはランドセルとともに喜びも悲しみもはこんでくる。教師の笑顔が子どもを育てる。37年間の教え子、約800人。これまでの教師体験から綴った「希望」と「笑顔」の教師論。

# 生き方としての英語教師 ― Dream chasing life of on English Teacher

英語との出会いと教師への道/英語が大好きだったから/授業実践と生徒たち/私の英語を鍛える翻訳・通訳活動/早期英語教育と国際学力比較を考える/英語をどう学び、どう発信するか

いま、この時代に英語教師ができることは何だろうか。著者が実践する「いのちと平和のメッセージ」をキーワードとした授業や翻訳・通訳活動などを紹介。授業ですぐに使えるように4冊の副読本の英文を完全収録。

# 龍平とともに

実名を公表して薬害エイズの責任を国と製薬会社に問い,広い共感をえて画期的な和解実現の牽引車となった青年,川田龍平.その母の心は,訴訟開始以来の7年間,沈み,高ぶり,そして揺れ続けた.夫との対立・離婚,息子の発症への不安,生き方をめぐる迷い….活躍の陰で人知れず日記に刻まれた苦悩と格闘の生々しい記録.