著書

#この国はなぜ被害者を守らないのか 子ども被災と薬害エイズ
 (PHP新書)

日本中が団結し、政府を動かした薬害エイズ裁判からもうすぐ20年。当時初めて実名を公表し、原告として闘い、社会を変えるには政治しかない、と国政の場に立った。しかし東日本大震災後にみたのはあのときから何も変わらぬこの国の姿だった-。


放射能の被害から子どもを救うため、必死の思いで成立させた「子ども・被災者支援法」に、なぜ国は1円も予算をつけないのか。そこには、利益のためにいのちがやすやすと切り捨てられるカラクリがある。


「時代は変わるのではなく、変える」。日本の未来を担う「子ども」を守り抜くために、いますぐ私たちができること。

# 医療格差

薬害被害者でもある著者が、格差が広がる日本の医療の欠陥と問題点を浮き彫りにしながら、厚生労働委員会委員も務める国会議員の立場から、医療再生に必要な対策を緊急提言する。

川田龍平 著
角川SSC新書

都市と地方の医療格差、薬害問題、難病・希少疾患対策、障害者支援、さらに深刻化する医師不足など、日本の医療はまさに崖っぷちの状態が続いている。問題が山積していながら、なぜ日本の医療は一向に改善されないのか。喫緊の課題を浮き彫りにしながら、「いのちが最優先される社会」の実現を生涯かけて目指している著者が、医療再生に必要な対策を緊急提言する。

# 誰も書けなかった国会議員の話

国会議員になって2年あまり。
その中で感じた
「議員ムラ永田町」の実態をレポート。


PHP研究所
著者:川田龍平
2009年12月
定価:720円+税


十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。

十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。

なぜ国は動かないのか。
市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。
少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。

政権交代が実現させたいま、
「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。
そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。

さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。
「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。

また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。

# 日本に生きるということ―薬害エイズ被害者が光を見つけるまで

HIV感染告知、両親の離婚、国との闘い、死がすぐそこにあった20年…。最後に見つけたものは勇気と希望。


講談社
著者:川田龍平
2007年6月
定価:¥ 1,365 +税

薬害エイズ被害者として生きた20年の苦悩薬害エイズに襲われたあと、死に直面しながら懸命に生きた家族の記録。裁判を契機に離れていった父など、バラバラになった家族が恢復していく感動のストーリー!

# 川田龍平 いのちを語る

実名を公表し、たたかった薬害エイズ裁判から12年。新しい龍平がここから始まる。環境と平和をつなぐ「いのち」。

明石書店
著者:川田龍平
2007年5月
定価:1,400円+税

実名を公表し闘った薬害エイズ裁判から12年
新しい龍平がここからはじまる


1章 絶望でなく、希望をーあきらめないで生きたい
2章 いのちを伝えるー子どもたちに語る
3章 薬害エイズのたたかいを政治につなぐー31歳の決意
4章 環境と平和をつなぐーキーワードは「いのち」
5章 地球のいのちー龍平、アフリカに行く

[著書掲載記事(川田龍平の動きブログ)](http://ryuheikawada.seesaa.net/article/41364712.html)

# エイズ教育のこれから―龍平から子どもたちに伝えたいこと

薬害エイズの被害者の著者が、2006年3月の小学6年生を対象とした講演、および同5月の大学での講演記録をもとに再構成・加筆したもの。子どもたちに伝えたいこと、エイズの現状と性教育のあり方などを語る。


日本標準ブックレット No.4
著者:川田龍平
2006年10月1日 第一刷発行
定価:600円+税

目次:
はじめに
第1部:子どもたちから龍平へ ― 聞いてみたかったこと
第2部:龍平からこども達へ ― 伝えたいこと
第3部:大人たちが知っておくべきこと ― エイズの現状と性教育のあり方
あとがき

#有名人17人の話を英語で読んでみる ~インタビューで学ぶやさしい英語~

★世界で活躍する有名人17人のインタビューがやさしい英語で読

めます★

世界的成功を収めた有名人たちの英文インタビュー集です。身近に感じるあの人だから、英文でも楽しく読めます。英語を身に付けると同時に、世界で戦う秘けつを読み解きましょう。全訳と単語リストがついているので、初級者の方から楽しめます。

中経出版
English Zone編集部
2006年9月 第一刷発行
定価:1,365円(税込)


(登場者一覧/敬称略)

カルロス・ゴーン/林文子/安藤忠雄/佐藤可士和/宮本亜門/松井秀喜/佐藤琢磨/武蔵丸親方/ボニー・ピンク/栗山千明/冨永愛/栗原はるみ/羽生善治/ドナルド・キーン/倉田真由美/川田龍平/パトリック・ボンマリート

# 川田龍平と「この国の人権」を考える

和解が成立して一年半が経った薬害エイズ裁判。

「人権」について様々な問題を提起したこの裁判の中心で闘ったメンバーが、今改めて「人権」について考える。

かもがわ出版
著者:川田龍平と人権アクティビストの会
1998年 1月
定価:600円(税込)

# ぼくらが語りあった7日間

HIV訴訟原告団の先頭で活躍した川田竜平君と日本のロック界を代表するXJAPANのTOSHIが、愛と音楽、そして生きることについて語り尽くした7日間。現代社会へ二人の若者が提言する自然体のメッセージ。

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七賢出版
著者:川田龍平・TOSHI
1996年 9月
定価:2,040円(税込)

# 川田龍平 いま輝いて

東京HIV訴訟原告・川田龍平と“人間と性”教育研究所の山本直英氏の対談。「龍平は英雄か」「日本の官僚論」「人権を問う」など、ひとあじ違う視点で語りあい、いま一番輝いている青年の魅力を探る。

かもがわ出版
著者:山本直英・川田龍平
1996年 8月
定価:560円(税込)